2019年– date –
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歴史の雑学
遺跡といえば「登呂遺跡」。注目されるワケは?
<出典:wikipedia> 私たちが学校で日本の歴史を学び始めた頃、必ず耳にする遺跡の名前、登呂遺跡。 静岡県静岡市にあり、市民のみならず全国の人々が知る弥生時代の集落・水田遺跡です。 とはいえ多くの人は、この遺跡がどんな意味を持った遺跡なのか知... -
歴史の雑学
一夜で全員滅亡。消えた内ヶ島氏一族の敵とは
<出典:wikipedia> 悲劇の武将と呼ばれる人は何人も存在しますが、この内ヶ島一族の悲劇・不運もかなりのものです。 滅亡した一族は、何が起こったのか理解しないまま逝ってしまったことでしょう。 彼らを消した敵とは、 有史に残る地震「天正大地震」で... -
歴史の雑学
他人の苦しみを笑う 『病草紙』の残酷さ
<出典:wikipedia> 平安時代末期から鎌倉時代初頭にかけて制作された『病草紙』をご存知でしょうか。 当時の病や身体の不自由に苦しむ人々の様子を集めて絵巻物にしたものです。 患者たちの様子は皆それぞれ苦しそうで気の毒です。 しかし、注意深くこれ... -
歴史の雑学
知らなかった。江戸流「敵討ち」のルール。
敵(かたき)討ちは、武士が世に出てきた中世の頃から日本で慣習的に行われるようになったものです。 江戸時代になってからは詳しく制度化され、「血縁関係のある目上の親族のために行う復讐」として扱われました。 芝居や小説でも、人気のテーマです。 敵... -
歴史の雑学
藤原の 平の 源の の「の問題」
藤原道長(ふじわらのみちなが)、平清盛(たいらのきよもり)、源頼朝(みなもとのよりとも)。 ふりがなを見ると何故かついてる「の」。 日本史で出くわすこの「の」にはどんな意味があるのでしょうか? 「の」付きは氏、「の」無しは苗字 藤原道長、平... -
歴史の雑学
「俺、天狗になる!」半将軍・細川政元という男
戦国時代の初期の武将・細川政元(1466年~1507年)は、変わり者として知られる室町幕府の守護大名です。 遺された彼の肖像画はいたって普通の見た目ですが、彼のユニークな行動を見過ごしてはいけません。 公家化しすぎた今川氏真、大内義隆と並び「戦国... -
歴史の雑学
【深読み】え。貝塚は縄文人のゴミ捨て場じゃないの?
<出典:wikipedia> 学校の歴史の授業でかなり早い時期にさらっと勉強した貝塚。 「昔の人のゴミ捨て場」 そんなイメージの人も多いかもしれません。 そんな貝塚についてもうちょっと詳しく見てみましょう。 日本の貝塚、世界の貝塚 日本ではおよそ2500箇... -
歴史の雑学
金印比べ。「漢委奴国王印」と「親魏倭王印」
<出典:wikipedia> 日本の古代の歴史に登場する2つの金印があります。 「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)印」と「親魏倭王(しんぎわおう)印」。 この二つの金印については、混同されることも多いようです。 また「漢委奴国王印」は知っていても... -
戦国時代 人物
織田長益 切腹から逃げ出した織田信長の弟
<出典:wikipedia> 織田信長は13人兄弟でしたが、その中で長生きできたのはたったの2人だけ。 ほとんどが戦死し、一人は不慮の死を遂げました。 生き残った信長兄弟2人のうち、1人は織田長益(おだながます/のちの織田有楽斎)といいました。 本能寺の... -
歴史の雑学
令和に誕生した日本史上初の称号
<出典:wikipedia> 2019年4月30日をもって明仁天皇が「上皇」となりました。 日本史を勉強したときに何度も聞いた称号ですが、実はこれは「日本史上初の称号」なんです。 令和時代の「上皇」とは、どういった称号なのでしょうか。 かつて日本に存在した...