古典– category –
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モテモテ男・在原業平の恋のお話『伊勢物語』
<出典:wikipedia> 伊勢物語 作者:在原業平(ありわらのなりひら) 成立:平安時代前期 形式:歌物語 伊勢物語は、超モテモテ男・在原業平の様々な恋の話を集めたものです。 「むかし、男ありけり」で始まる話が多いため、在原業平のことを「昔男」とも... -
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優しい歌と波乱の人生。小林一茶の俳諧集『おらが春』
<出典:wikipedia> おらが春 作者:小林一茶 刊行:1852年 刊行者:白井一之(いっし) 形式:俳諧俳文集 『おらが春』は、江戸時代後期の俳諧師・小林一茶の俳句や俳文を掲載した句集です。 小林一茶が亡くなった25年後に、白井一之によって刊行されま... -
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源実朝の短い生涯が詰まった『金槐和歌集』
金槐和歌集 成立:1213年頃 作者:源実朝(みなもとのさねとも) 構成:春、夏、秋、冬、恋、雑 『金槐和歌集(きんかいわかしゅう)』は、鎌倉幕府3代将軍・源実朝の和歌をまとめた歌集です。 「金」は鎌倉幕府の意味。 「槐」は「えんじゅ」という木のこ... -
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松尾芭蕉の旅と歌。『おくのほそ道』
<出典:wikipedia> おくのほそ道 作者:松尾芭蕉 作風:紀行文 刊行:1702年 月日は百代(はくたい)の過客(くわかく)にして、行きかふ年も又旅人也 現代語訳 月日は永遠にわたる旅人であり、行きかう年もまた旅人である 『おくのほそ道』冒頭は、有名... -
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古典のパロディ『徳和歌後万載集』
徳和歌後万載集 出版:1785年 撰者:四方赤良(よものあから) 内容:狂歌集(古典のパロディが主) 巻数:15巻 1783年に、『千載和歌集(せんざいわかしゅう)』をもじって『万載狂歌集』が出版されました。 そして、その評判が良かったので、続編として... -
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『蕪村句集』一眼レフで情景を切り取ったような俳句
<出典:wikipedia> 蕪村句集 作者:与謝蕪村(よさぶそん) 刊行者:高井生蕫(たかいきとう) 成立:1784年 歌数:868句 『蕪村句集』は、俳人、与謝蕪村の俳句を集めて刊行された句集です。 蕪村自身は、「俳人は自分の句集など出さなくてもいい」と言... -
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女性嫌い??『徒然草』からつかむ兼行法師の人物像。
<出典:wikipedia> 徒然草 著者:兼好法師 成立:1331年 形式:随筆 『徒然草』は、兼好法師が日々感じ考えたことをつづったもので、日本三代随筆の一つ。 序段に書かれた次の文章は、よく知られています。 つれづれなるままに、日暮らし硯(すずり)に... -
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余情妖艶な短歌集『新古今和歌集』
新古今和歌集 成立:1210年 編纂指示:後鳥羽院 編纂者:藤原定家、源通具、藤原有家、藤原家隆、藤原雅経、(寂蓮) 本当の『新古今和歌集』はどれ??成立は本当に1210年?? 後鳥羽院によって『新古今和歌集』の編纂が命じられたのが、1201年。 上で記... -
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洗練された日本の美意識を描いた『枕草子』とは
<出典:wikipedia> 枕草子 作者:清少納言 成立:1000年頃 内容 ある題に対して機知にとんだ答えをする、「ものはづけ」と呼ばれる形のもの。(○○のものは××) 宮中の華やかな生活が描かれた日記風のもの。 日々感じたことを筆に任せて書いていく随筆風の... -
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天皇の命令で作られた初の和歌集、『古今和歌集』
<出典:wikipedia> 古今和歌集 成立:905年 巻数:20巻 歌数:1200首 編纂者:紀友則(きのとものり)、紀貫之(きのつらゆき)、凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)、壬生忠岑(みぶただみね) 『古今和歌集』は、醍醐天皇の命で作られた、初の...