平安時代– tag –
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歴史の雑学
百夜通い。小野小町「口説くなら100回の誠意を見せて」
<出典:ウィキペディア> 京都は伏見の善願寺にある、ご神木の榧(かや)の木。 約50年前、その生木には不動明王像が刻まれました。 そしてこの不動明王は今後100年もすれば大樹の生命力によって、木の中に飲み込まれてしまうのだそうです。 その榧の木を... -
歴史の雑学
関白になっていない藤原道長による日記、『御堂関白記』
『御堂関白記』というのは、平安時代に権勢を誇った藤原道長(966-1027年)の日記です。 平安時代の歴史研究者にとっては第一級の基本資料ですが、一般にはあまり認知されていません。 しかし、この史料は道長とその時代についての生きた記録です。 ここで... -
歴史の雑学
燃えゆく応天門を見つめる謎の男
<出典:wikipedia> 『伴大納言絵巻』という平安時代の3巻の絵巻物があります。 これは、866年閏3月10日の夜中に、平安宮大内裏の朝堂院の応天門が炎上したことから発した「応天門の変」を題材にした絵巻物です。 炎に包まれる応天門の絵に描かれている... -
平安時代 人物
超人・西行 頼朝に弓を教え、人造人間まで作った歌人
<西行/出典:wikipedia> 平安時代の歌人に西行(1118年~1190年)という人物がいます。 彼は優れた武人であり歌も出来る万能の人。 百人一首にも選ばれた歌があります。 そんな彼には多くの逸話が残されており、これがなかなか興味深いものなのです。 ... -
歴史の雑学
他人の苦しみを笑う 『病草紙』の残酷さ
<出典:wikipedia> 平安時代末期から鎌倉時代初頭にかけて制作された『病草紙』をご存知でしょうか。 当時の病や身体の不自由に苦しむ人々の様子を集めて絵巻物にしたものです。 患者たちの様子は皆それぞれ苦しそうで気の毒です。 しかし、注意深くこれ... -
歴史の雑学
悲しいほどに無能。左大臣・藤原顕光
社会にでると、仕事で「使えない人」に出くわすこともあるでしょう。 陰で「給料泥棒」などと言われたりする人たちです。 そんな人は時代を問わず存在するようで、平安時代にもいました。 彼の名は、藤原顕光(ふじわらのあきみつ/944年-1021年)。 最高... -
平安時代 出来事
平安の世に惨殺事件!清少納言の兄が殺された!
『枕草子』で有名な清少納言には兄がいました。 清原致信(きよはらのむねのぶ)(生年未詳~1017年)という人物です。 清少納言の実兄である中級官人・清原致信は、寿命や病気で亡くなったのではありません。 殺害されました。 藤原道長の日記『御堂関白... -
歴史の雑学
「平家」はあるのに、どうして「源家」はないの?
学校で源平の歴史を学び、ふと考えたことはなかったでしょうか? 「平氏→平家」と言うのに、「源氏→源家(げんけ)」と言わないのか、と。 今回はそんな疑問を解決します!! 「氏」と「家」の意味の違い 「平」というのは、日本において皇族が臣籍降下する... -
歴史の雑学
粋な告発状「二条河原の落書」
<出典:文化史> 二条河原の落書(らくしょ)は、『建武年間記(建武記)』に収録されている文書です。 88節にわたる七五調の文で、建武の新政当時の混乱する政治・社会を批判、風刺したものが収められています。 二条河原の落書は、その小気味よさとリズ... -
平安時代 人物
[前九年の役] 鶴岡八幡宮に隠された源頼義の想い
<出典:wikipedia> 鶴岡八幡宮は平安時代から鎌倉時代まで、源氏の人間たちを見守ってきた神社。 平安時代中期に源頼義が創建し、源頼朝が先勝祈願したり、源義経の側室・静御前が演舞したりした場所です。 鶴岡八幡宮は、前九年の役を治めた陸奥守・源...