歴史の雑学– category –
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歴史の雑学
驚きの恋愛経験ばかり!後深草院二条
はじめに 後深草院二条は、日記『とはずがたり』の作者。 名前から分かるように、彼女は後深草院に愛された女性なのですが……この人の恋愛というのが、なかなかすごい! 『とはずがたり』には、彼女の恋愛がいくつか記されています。 後深草院との関係 二条... -
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『源氏物語』の誰も読んだことのない幻の巻「雲隠」
それぞれ優雅なタイトルがついた54帖(巻)から成る長編物語『源氏物語』。 藤原道長の娘、彰子(あきこ)に仕えた紫式部が書いた古典物語文学の最高峰です。 しかし、その54帖のうち1帖だけ本文のないものがあるのを知っていますか。 題名だけはあるので... -
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意気揚々と帰ってきた天正ローマ少年使節に、過酷な運命。
<出典:wikipedia> 1582年(天正10年)。 九州のキリシタン大名・大友宗麟、大村純忠、有馬晴信の名代として、4人の少年がローマへ派遣されました。 その名も、天正遣欧(てんしょうけんおう)少年使節。 この使節団によってヨーロッパの人々は日本の存... -
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7000点もある黒田家の文化遺産。なかには日本一有名な印も。
<出典:トリニータ> 黒田官兵衛を藩祖とし、黒田長政が初代藩主となった福岡藩。 そこには黒田家が所有していた7000点もの貴重な歴史的文化遺産がありました。 今回はその中からいくつかの名品をご紹介しましょう。 ■名槍「日本号」 天下三名槍の一つに... -
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京の地獄へおこしやす
平安時代の京は、当時の最先端の都市計画によって作られ、御所を「魔」の存在から守る「四神相応」の都となっていました。 東:青龍:鴨川 西:白虎:山陰道 南:朱雀:巨椋池 北:玄武:船岡山 しかし、これは地上の話。 どうやら平安京の地下には地獄が... -
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優しいイメージの水戸黄門。実は織田信長と似ていた!?
時代劇で有名な水戸黄門こと徳川光圀。 光圀は徳川御三家の一つ水戸徳川家の当主でした。 その彼が生きていた江戸時代から遡ること100年。 戦国から安土桃山時代にかけて織田信長が活躍しました。 自信家で頭脳明晰な戦の天才織田信長と、優しいイメージの... -
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「ええじゃないか」は倒幕派の陽動作戦だった説!?
<出典:wikipedia> 1867年から翌年にかけて日本各地で起きた騒動「ええじゃないか」。 男も女も老いも若きも「ええじゃないか」と叫びながら通りを踊り歩く集団の狂乱です。 おかげ踊りとも呼ばれるこの騒動は、明治維新の直前という不安定な時代にあっ... -
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源平の行く末を決めた?平家を影から動かした藤原宗子!!
はじめに 藤原宗子(池禅尼)は藤原宗兼の娘で、平清盛の父・忠盛の後妻です。 平清盛は忠盛と前妻との間にできた子どもなので、藤原宗子は清盛の育ての母親ということになります。 彼女は、平治の乱で捕らえられた源頼朝の助命を清盛に頼み、その命を救いま... -
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ドラマチックな恋物語のヒロイン・額田王
はじめに 『万葉集』に十数首の歌が掲載されている額田王(ぬかたのおおきみ)。 飛鳥時代、額田王は皇極天皇に采女(女官のこと)として仕えていました。 才能豊かな額田王は皇極天皇(こうぎょくてんのう)に重宝され、皇極天皇の息子である大海人皇子(の... -
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海軍士官の食事は豪華だった!!その理由は??
はじめに 海軍の食事、といえば「カレー」がとても有名です。 曜日の感覚が狂いやすい洋上勤務において、毎週金曜日にカレーを出すことで一週間という期間を感じる目安にしたともいわれ、現代の海上自衛隊でもこの「金曜カレー」の伝統を引き継いでいます...