kisha– Author –
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飛鳥時代|672年 壬申の乱が起こる
天智天皇がまだ中大兄皇子だった時代。 同盟国である百済(くだら)が唐&新羅(しらぎ)に攻められていました。 皇子は百済救援軍を朝鮮半島に派遣しますが、白村江の戦いに敗れて日本軍は百済の亡命貴族とともに帰国します。 こうして外交的危機に直面した中... -
飛鳥時代|646年 公地公民制の実施
蘇我蝦夷・入鹿が討たれ、645年に大化の改新がはじまります。 この年を大化元年として、ここから日本で元号がつけられるようになったと言われています。 大化の改新により、日本は唐の法制の影響を受けた律令国家になり、701年には大宝律令、... -
飛鳥時代|645年 大化の改新
蘇我稲目が外戚として皇室への影響力を強めると、さらにその息子の蘇我馬子が厩戸皇子(のちの聖徳太子)と泊瀬部皇子(のちの崇峻天皇)と力を合わせて、仏教反対派の物部氏を滅ぼします。 蘇我氏は崇峻天皇も暗殺。 ますます強くなっていき、政権を支配... -
飛鳥時代|604年 十七条憲法の制定
604年、推古天皇のときにサポート役の聖徳太子が十七条憲法を定めます。 用明天皇の死後、物部氏と蘇我氏の二大勢力が争い、穴穂部皇子の殺害、崇峻天皇(すしゅんてんのう)の暗殺などが起きました。 そのため、聖徳太子は憲法の一番初めに「和... -
飛鳥時代|552年 仏教が伝わる
仏教と豪族 仏教が日本に伝わってきたのは、第29代欽明(きんめい)天皇のときだと言われています。 実際には北九州など大陸と近いところでは、もっと前から広まっていたと考えられますが、歴史上は仏教と経典が天皇に献上された時が、伝わった年(552年)... -
飛鳥時代|万葉集が成立する
7世紀末~8世紀はじめ 万葉集が成立 山上憶良(やまのうえのおくら)は『万葉集』におさめられた「好去好来の歌」で日本という国を「皇神の厳しき国」であり「言霊の幸はふ国」であるといっています。 これは、神話の時代から王朝が絶えることなく続いて... -
吉野作造(大正時代)
<出典:wikipedia> 吉野作造 -よしの さくぞう- (1878-1933) 1878年。 吉野作造は宮城県で綿屋の子として生まれました。 仙台の高校を卒業後、東京大学に入学。 どちらもトップの成績で卒業します。 1906年。 大学院に進んだ吉野は、清... -
吉田茂(昭和時代)
<出典:wikipedia> 吉田茂 -よしだ しげる- (1878-1967) 1878年。 吉田茂は、旧土佐藩(高知県)の武士、竹内綱の子として東京で生まれました。 父は自由民権運動で活躍し、自由党の幹部になっていました。 3歳のとき。 茂は、父の親友... -
湯川秀樹(昭和時代)
<出典:wikipedia> 湯川秀樹 -ゆかわ ひでき- (1907-1981) 1907年。 湯川秀樹は小川家の三男として東京で生まれました。 少しして地理学者の父が京都大学に迎え入れられたことから、一家は京都で暮らすことになります。 1929年。 京都大... -
原 敬(大正時代)
<出典:wikipedia> 原 敬 -はら たかし- (1856-1921) 1856年。 原敬は南部藩(岩手県)の家老の子として生まれました。 9歳の時に父が病死。 新政府軍と旧幕府軍の戦いで、南部藩は旧幕府側についたため、戦争に敗け原の家は衰えていました。 ...