第94代天皇 後二条天皇

Go-Nijō

<出典:wikipedia

第94代天皇
 後二条天皇 ごにじょうてんのう
(1285年~1308年)

1285年。
後二条天皇は、後宇多天皇の第一皇子として誕生しました。
母は源基子。名を邦治(くにはる)といい、後醍醐天皇の兄にあたります。

先代の後伏見天皇とその前の伏見天皇は、持明院統でした。
そのため、大覚寺統の亀山上皇が鎌倉幕府に強く抗議。
結果、大覚寺統の後二条天皇が皇太子となりました。

1301年。
後二条天皇が天皇に即位。
後宇多上皇が院政を敷き政治を行いました。
しかし持明院統の家系の者は、「後伏見天皇の譲位が早すぎる」といって不満を持ちました。
こうして、持明院統と大覚寺統の溝はさらに深まりました。

後二条天皇の即位式にて・・・。
公卿の花山院家定(かざんいんいえさだ)は御剣の役を務め、清涼殿昼の御座の御剣を持っていました。
しかし、後二条天皇が即位式から帰る際。
花山院家定は、女官に御剣を逆さまにして渡してしまいました。
これが大きな問題となり、「家定を処分すべきだ」という声が上がりました。
これに対し、もと関白の鷹司基忠(たかつかさもとただ)は、「処分すればことが表面化してしまう」ということで、事件を裏で処理しました。

1308年。
後二条天皇は在位して7年、24歳の若さで亡くなってしまいました。
この年は、不作で疫病が流行した年でもありました。

ちなみに、後二条天皇は歌人としても優れていました。
『後二条院御集』や『後二条院御百首』などの歌集を作成したり、歌合せや歌会を熱心に催したといいます。