平安時代– tag –
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歴史の雑学
源平の行く末を決めた?平家を影から動かした藤原宗子!!
はじめに 藤原宗子(池禅尼)は藤原宗兼の娘で、平清盛の父・忠盛の後妻です。 平清盛は忠盛と前妻との間にできた子どもなので、藤原宗子は清盛の育ての母親ということになります。 彼女は、平治の乱で捕らえられた源頼朝の助命を清盛に頼み、その命を救いま... -
歴史の雑学
おごれる人も久しからず…壇ノ浦の戦いで平家滅亡
龍宮城を潜り抜け、赤間神宮の本殿から振り返ると、そこには関門海峡が広がっています。 貨物船や客船が行き交う穏やかな関門海峡は、平安時代末期に、源平それぞれの船が入り乱れ激しい戦闘となった場所でもあります。 壇ノ浦の戦いで源氏に追い詰められ... -
歴史の雑学
死の香りたつ平安京の名所 一条戻橋
<出典:wikipedia> 昔から橋は現世と来世の境界線として考えられてきました。 それは、能の舞台において怨霊が舞台へ現れる通路のことを「橋がかり」と呼ぶことからも窺えます。 京都に今でも存在する、『一条戻橋』。 一条戻橋は、平安京が造営された79... -
歴史の雑学
ただの中流官僚の妻・高階栄子が、晩年の後白河法皇に愛されたワケ
はじめに 丹後局(たんごのつぼね)――高階栄子(たかしなのえいし)は、晩年の後白河法皇に愛された女性です。 しかし、その前はただの中流の官僚・平業房(たいらのなりふさ)の妻でした。 高階栄子はいったいどのようにして後白河法皇に愛されるようにな... -
歴史の雑学
平安時代最凶の盗賊、袴垂(はかまだれ)
はじめに かつて平安の都に袴垂(はかまだれ)という盗賊がその名を轟かせていました。 数々の悪事を重ね、彼には懸賞金が掛けられほどだったと言います。 今回は『今昔物語』『宇治拾遺物語』『続縁古事談』や歴史史料にも登場する、ある袴垂という男の話... -
歴史の雑学
平安残酷物語 犬に食われた花山法皇の娘
時は平安。 1024年12月8日付の右大臣・藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記『小右記』にはこう記録されています。 「一昨日のこと、花山法皇の皇女が盗賊に殺害されて路上で死に、その遺骸が夜中に犬に食われた」。 『小右記』は「賢人右府」と呼... -
歴史の雑学
平安の政治を変えさせた!”悪女”として有名な藤原薬子の一生。
はじめに 藤原薬子は、平城京遷都に関わり785年に暗殺された藤原種継の娘です。 薬子はその後、同じ藤原式家の藤原縄主と結婚し、5人の子どもの母親となりました。 そしてその内の長女が、桓武天皇の息子・安殿皇太子の妃になったことで、薬子は当時の政... -
古典
今は昔の怪奇の世界 『今昔物語』
今昔物語 こんじゃくものがたり 成立:1120年頃 作者:不明(諸説あり) 巻数:全31巻 「今は昔」の書き出しで始まる物語がまとめられた『今昔物語』。 平安時代に成立したとみられており、百鬼夜行の世界が広がっています。 仏教の説話や、世俗説話が収... -
古典
謎に満ちた短編小説集『堤中納言物語』
堤中納言物語 編纂者:不明 成立時期:不明(平安時代後期とみられる) 編成:10編の短編物語と1篇の断片 『堤中納言物語』は作者も編纂者も成立時期も不明でありながら、短編小説としての完成度が高く、1000年の時を経た現在でも受け継がれている作品です... -
歴史の雑学
弓矢は飛距離70メートルでも命中した!那須与一の人物像。
<出典:wikipedia> 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…… べべんっと平家琵琶が鳴らされ、平家物語は800年にわたり語り継がれてきました。 盛者必衰のことわりをあらはすとはまさにこのことで、物語後半では源氏に追い詰められた平家が衰退していきま...