歴史の雑学– category –
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歴史の雑学
「平家」はあるのに、どうして「源家」はないの?
学校で源平の歴史を学び、ふと考えたことはなかったでしょうか? 「平氏→平家」と言うのに、「源氏→源家(げんけ)」と言わないのか、と。 今回はそんな疑問を解決します!! 「氏」と「家」の意味の違い 「平」というのは、日本において皇族が臣籍降下する... -
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粋な告発状「二条河原の落書」
<出典:文化史> 二条河原の落書(らくしょ)は、『建武年間記(建武記)』に収録されている文書です。 88節にわたる七五調の文で、建武の新政当時の混乱する政治・社会を批判、風刺したものが収められています。 二条河原の落書は、その小気味よさとリズ... -
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信長の一大パレード、京都御馬揃え
京都御馬揃え(きょうとおうまぞろえ) 1581年4月1日に織田信長が京都で行った大規模な観兵式・軍事パレードのこと 15代将軍足利義昭を追放して室町幕府を崩壊させた信長。 その後、勢力は北陸や中国地方に行き渡り、長年敵対していた大坂(石山)本願寺と... -
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日本史に出てくる外人、ルイス・フロイスって何者?
<出典:wikipedia> 織田信長や豊臣秀吉の時代について知ろうとすると、非常によく出くわすある外国人の名前があります。 それが、ルイス・フロイス。 その名に覚えのある方もいるでしょう。 しかし、ふと考えると、疑問になりませんか? なぜ彼は、日本の... -
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試し斬りなら、山田浅右衛門に頼め
<出典:wikipedia> 首切り浅右衛門、人斬り浅右衛門と呼ばれる江戸時代の死刑執行人、山田浅右衛門(やまだあさえもん)を知っていますか? 「山田浅右衛門」は、一人の人物の名前ではありません。 江戸時代に御様御用(おためしごよう)と呼ばれ、刀剣... -
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「おもしろき こともなき世を おもしろく」高杉晋作の辞世の句に込められた人生観
「おもしろき こともなき世を おもしろく」 高杉晋作の辞世の句を「いかにも高杉さんらしい」と伊藤博文あたりはいうかもしれません。 伊藤博文は、高杉晋作のことを 「動けば雷電の如し、発すれば風雨の如し。衆目騒然として正視する者なし。」 (行動す... -
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知的なクイズ? 浮世絵師・鈴木春信からの挑戦
<出典:wikipedia> 江戸時代中期に、美人画で一世を風靡した浮世絵師・鈴木 春信(すずき はるのぶ)。 春信の作品の中には、単なる美人画ではない、暗号のようなクイズのような絵がありました。 春信の作品を楽しむには、そこからスタートしても良いか... -
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厳島神社の至宝『平家納経』。セレブ平家による豪華な経。
平安時代。 平清盛を中心とした平家一門が、その繁栄を願って厳島神社に奉納した経典類があります。 その総称が『平家納経』。 33巻からなるその経典と経箱・唐櫃(からびつ)は、平家の栄華を表わすかのように贅を尽くした美術工芸品と呼ぶべきものでした... -
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血の手形が、足形が・・・。敗死した武士たちを祀る、血天井
京都市東山区の養源院を訪れると、血で染まった天井があることに気づきます。 手形や足形のようなものも確認できます。 なぜ、天井に血の跡がついているのでしょうか? 理由は、1600年関が原の戦いの前哨戦、伏見城の戦いにありました。 伏見城の戦い 1598... -
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平安時代の最先端防衛システム。千年のときを超えて残る平安京!
<出典:wikipedia> 京都市の中心部を歩くと、 碁盤の目のように交差する通りに、平安京が造られたときの名残りを感じることができます。 さて。 その昔、平安京が造られたとき。 当時の最新システムが導入されていたことをご存知でしょうか。 12回目の宮...