歴史の雑学– category –
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歴史の雑学
万葉のマイホームパパ、心優しき歌人・山上憶良
<出典:wikipediaー万葉集> はじめに 五・七・五・七・七の三十一文字で表す日本古来の詩である和歌。 心地よい韻律と、制約された文字数の中で紡がれる美しい言の葉は、日本文学の最高峰と評されることもあります。 その成立は古く詳細はいまだ不明では... -
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黒船来航! ペリー提督をどんな食事でもてなした?
<出典:ヒトサラ 卓袱料理> はじめに 約280年の長きにわたった江戸時代。 その最末期を「幕末」と呼んでいます。 具体的には明治元年(1868年)以前の15年間のこととされており、その始まりが嘉永6年(1853年)の黒船来航です。 ペリー提督率い... -
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江戸時代のレシピブーム、「百珍本」の世界
<出典:wikipedia> はじめに おいしいものを食べたい、という欲求はどの時代にも共通していたようで、古来さまざまな調理法が工夫されて食文化が発展してきました。 そのバリエーションは時の流れとともに増加していき、やがてそれらのレシピをまとめた... -
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“仏教の総合大学”、四宗兼学の天台宗とは
<出典:wikipedia、最澄> はじめに 現在、日本には多くの仏教宗派が存在しています。 特定の仏尊への信仰を重要視したり、座禅を修行の中心としたり、祈りを行うことを第一義としたりとさまざまなアプローチで仏法を尊んでいます。 しかし、鎌倉時代以前... -
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物語に焦がれて“物語った”女性・菅原孝標女
<出典:wikipedia> はじめに 菅原孝標女(すがわら の たかすえ の むすめ)という女性は、物語に憧れに憧れた女性です。 彼女の考え方には常に物語が寄り添い、生き方にも大きく影響を与えます。 そんな彼女自身、自らの40年間の思い出を記した『更級日... -
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兄か夫か?悩める戦国の姫君・小谷の方
<出典:wikipedia> はじめに “小谷の方”(おだにのかた)と聞くと、一体誰だろう?と思う方が多いかもしれません。 “お市”という名前ならどうでしょうか? 「小谷の方=お市」は、あの有名な戦国武将・織田信長の妹です。 信長の妹として生まれ、姫とし... -
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なぜ?『百人一首』に選ばれなかったスーパー女房歌人・俊成卿娘
<出典:wikipedia> はじめに 俊成卿女(しゅんぜいきょうじょ)は、後鳥羽院の歌壇で華々しく活躍した女房歌人です。 彼女の祖父は、『千載和歌集』の撰者である藤原俊成。 叔父は『百人一首』の撰者として知られる、藤原定家です。 俊成卿女は、... -
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命を捧げた女房歌人!“吐血”の宮内卿
はじめに 宮内卿(くないきょう)は鎌倉時代、後鳥羽院の元で活躍した女房歌人です。 その才能は目覚ましく、後鳥羽院の歌壇に召し上げられた時、彼女はまだ15歳くらい。 歌人としての確かな経歴がない中、そうして召し上げられるなんてことは、普通にあ... -
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日本人唯一の「三蔵法師」、霊仙(りょうせん)三蔵の壮絶な生き様
<出典:wikipedia> はじめに 聖なる経典を求めるため、天竺(てんじく)に向けて過酷な旅を続ける僧侶と三人の妖怪の物語、「西遊記」。 長く人々に愛されている物語ですが、そのモデルになったのは「玄奘(げんじょう)三蔵」という実在の僧侶の旅の記... -
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阿仏尼「絶対に譲らない!」。息子と8年間ものバトル!
<出典:wikipedia> はじめに 阿仏尼(あぶつに)は、鎌倉時代中期の女流歌人。『十六夜日記』という日記の作者です。 『十六夜日記』は100首以上の和歌を含んだ日記で、京都から鎌倉までの紀行、鎌倉滞在中のことなどが描かれています。 さて、阿仏尼...