歴史の雑学– category –
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歴史の雑学
能狂いの将軍・徳川綱吉の事件簿
<出典:wikipedia> 江戸幕府5代将軍・徳川綱吉(1646年~1709年)と聞くと、やっぱり「お犬さま」と呼んで犬をひどく大切にした「生類憐れみの令」を思い出す方も多いのではないでしょうか? 確かにこの法令は悪名高くはありますが、当初は戦国... -
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言葉と模様の遊び心、江戸のデザイン「判じ物」
<出典:エス・ケイ通信> はじめに 爛熟した文化を謳歌していた江戸時代、豊かな生活は「衣」の面においてもさまざまな発達を後押ししてきました。 日本の伝統的な意匠とされているものには江戸期に登場したものも多く、実にセンスのいいデザインが生み出... -
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戦国時代のコンバットレーション、兵士たちの食事はどんなものだった?
はじめに 戦闘の規模が大きくなっていった戦国時代、大量の兵員が徴兵され、戦闘や築城などに従事していました。 兵員へは武器や防具などの供給が必要となりましたが、何より重要だったのは食料の確保でした。 当時は基本的に戦闘地域での略奪が公然と行わ... -
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日本刀を美しく彩る小物たち。「小柄」「笄」「下緒」
はじめに 武士の魂といわれる日本刀。 江戸期には大小二振りの刀を腰に差すのが、武士の正式な出で立ちでした。 日本刀は武器としての性能はもとより、その刀身の美しから美術品として愛好する人もいます。 また、鞘や鍔、柄といった外装類も見事な細工が... -
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愛に死んだ女性・袈裟御前の覚悟!!
はじめに 『源平盛衰記』で語られている、文覚発心譚。 ここには僧・文覚(出家前は遠藤盛遠)がどうして出家したのか?というエピソードが載っています。 今回はそのエピソードを、袈裟御前という女性の強い生き様とともに紹介します。 恋心から悲劇へ そ... -
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「大和」「愛宕」「阿賀野」に「磯風」。旧海軍の艦艇はこうやって名づけた。
はじめに 現代の海上自衛隊が装備している艦艇の名前は、いずれも平仮名によって表記されています。 ところが日本の艦艇の歴史を紐解いてみると、長らく漢字で表記されてきたことが分かります。 古式を思わせる雅な雰囲気をもった艦名が多数ありますが、そ... -
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平安時代最凶の盗賊、袴垂(はかまだれ)
はじめに かつて平安の都に袴垂(はかまだれ)という盗賊がその名を轟かせていました。 数々の悪事を重ね、彼には懸賞金が掛けられほどだったと言います。 今回は『今昔物語』『宇治拾遺物語』『続縁古事談』や歴史史料にも登場する、ある袴垂という男の話... -
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あなたのためならと!髪を売った女・明智凞子
はじめに 明智凞子(あけち ひろこ)は、本能寺の変で織田信長を討った男・明智光秀の妻です。 妻木範煕の長女として生まれた凞子は、美人で頭も良く、優しいと評判の娘で、光秀の許嫁になりました。 しかし、そんな凞子に疱瘡という病が襲いかかります。... -
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「我は新選組の医師なり」謎に包まれた新選組隊士・山崎丞の素顔に迫る
はじめに 京都木屋町三条の池田屋に宿泊していた薬屋の密告により、池田屋の浪士密会が漏洩し、新選組が御用改めに踏み込みました。 事件当夜。 薬屋は内側から錠を外して、新選組の手引きをしました。 この薬屋こそ、新選組の監察・山崎丞(やまざき す... -
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日本初の旧石器発見! 情熱の考古学者・相沢忠洋
<出典:wikipedia> はじめに 「関東ローム層」という地層の名前を聞いたことがあるでしょうか。 日本では火山の噴火によって降り積もった火山灰起源の土壌を中心とした層の総称であり、歴史学の世界でも重要なポイントとされていました。 それというのも...