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平和な世の中の豪傑、平山行蔵
<出典:wikipedia> はじめに 江戸幕府はができて250年以上もの間。 大きな戦闘が起こりませんでした。 そこで、もともと戦うのが仕事だった武士はどうしたか。 必須修得技術の筆頭に各種の武術を習得し、脈々とあらゆる武技が修練されてきました。  ... -
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最後の剣客にして天覧兜割りの成功者、榊原鍵吉
<出典:wikipedia> はじめに 「剣の達人」といえば多くの術技に精通し、華麗な剣さばきで敵を寄せ付けないといった強さをもつ人を想像するかもしれません。 たしかにそういった剣士像もひとつの強さの形ですが、なかにはただひたすらにシンプルな技を極... -
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剣に並ぶ武士の表芸「弓術」に迫る!
はじめに 「弓馬の道」「弓取り」「弓を引く」・・・等々、「弓」がつく言葉や慣用句は枚挙に暇がありません。 それというのも、弓を扱う術は武士にとって戦場を生き延びるために必要不可欠な技術であり、弓取りが武士の代名詞でもあったほど重要なものだ... -
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剣の裏技、「居合」とはどんな武術?
はじめに 「居合(いあい)」という武術の名前を耳にしたことがおありでしょうか。 フィクションの世界では、たとえば『座頭市』が居合の達人として知られています。 なんとなく、鞘に納めたままの状態から剣を抜き放ち、一拍子で斬るといったものをイメー... -
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朴訥にして剛毅、新撰組でおなじみ「天然理心流」
はじめに 幕末の京都を駆けた剣客集団、「新撰組」。 メディア作品でもしばしば取り上げられる、洛中の治安維持を主な任務とした幕府の武装警察集団です。 彼らの生き様は現代に生きる私たちにも大きな感銘を与え続けていますが、その中核を担った幹部たち... -
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幕末を駆け抜けた剛剣、「薬丸自顕流」。超実戦向きのトレーニング
はじめに 幕末。 それは日本の歴史上もっとも「剣」が力を発揮した時代だともいわれます。 常時大小の二刀を腰に差していた武士ですが、江戸時代のほとんどは、長い太平の世を通じて刀を抜くことはおろか、それを扱う術も形式的なものになりがちだったとい... -
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明治警察の再評価。剣術「警視流」はこうして生まれた!
はじめに 明治維新の結果、長きにわたった武士の世は終焉を迎えました。 近代的な洋式軍隊が日本の正式な軍事力となり、刀槍をとっての白兵戦術は過去のものになりました。 ところが、武士の魂である刀が再びその猛威を振るう事件が起こりました。 明治10... -
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日本刀の構造大解説! その素材と部材の秘密
はじめに 世界に類を見ないほどの切れ味と美しさを兼ね備えているという日本刀。 その刀身の性能や拵え(こしらえ)と呼ばれる外装の美術性については取り沙汰されますが、具体的にどのような素材で造られ、どのような機能があるのかはあまり知られていま... -
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“力の斎藤” 、幕末三大流派「神道無念流」
はじめに 「技の千葉」「位の桃井」に並び、「力の斎藤」と謳われた神道無念流剣術。 幕末の江戸三大道場として剣名を轟かせた、練兵館(れんぺいかん)を指す言葉です。 道場の創設者である斎藤弥九郎は力強い剣風で知られており、練兵館は荒稽古でも恐れ... -
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“位の桃井” 、幕末三大流派「鏡新明智流」
はじめに 剣術が隆盛し、現代の剣道に近い防具・竹刀を用いての稽古が一般化していた幕末。 江戸では「三大道場」と呼ばれるそれぞれの流派がその名を全国に轟かせていました。 「技の千葉」と呼ばれた千葉周作の北辰一刀流・玄武館。 「力の斎藤」と呼ば...