kisha– Author –
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低い身分からの大出世!”やり手”の藤原得子
<出典:wikipedia> はじめに 藤原得子(ふじわら の なりこ)は鳥羽院に愛された女性です。 彼女は、なれるはずがなかった皇后にまで上り詰め、その後の政治に大きく影響を与えました。 得子が政治に与えた影響とは、果たしてどんなものだったのでしょう... -
色は匂えど 散りぬるを。いろは歌の謎と隠されたメッセージ
<出典:すいえん・けいかの 雑記想> 私たちがひらがなの表といえば「あいうえお」の五十音表でしょう。 それ以前は、いろは歌が使われていました。 今でも項目ごとに番号を振るように「イロハ」を使ったりします。 今回は、いろは歌についてのお話です。... -
大三島の姫将軍!”明神の化身”と呼ばれた鶴姫の生涯!
<出典:しまなみ海道> はじめに 大山祇神社に伝わる『大祝家記』に登場する鶴姫。 彼女の存在が知られるようになったのは昭和40年代で、 大祝家の末裔・三島安精氏が、『海と女と鎧 瀬戸内のジャンヌ・ダルク』という小説を出版したことがきっかけでした... -
小松がいれば、真田家は安泰!!小松姫の生涯
<出典:wikipedia> 小松姫は、徳川四天王に数えられる武将・本多忠勝の娘です。 彼女は忠勝の娘であり、家康の養女――そして、真田信之の妻でもありました。 今回は「小松がいれば、真田家は安泰だ」とまで評された小松姫を紹介します。 本多忠勝の娘 本... -
武士必見!! 切腹の作法教えます。
<出典:wikipedia> 「ハラキリ」として海外でも有名な切腹のこと。 武士にのみ許された名誉の死に方で、武士以外の罪人は、斬首やはりつけ、絞首刑となったのです。 それゆえ切腹は、ただ腹を切るだけではなく、複雑な作法に則って行う神聖な儀式となっ... -
秀吉が溺愛したプリンセス・豪姫
はじめに 前田利家・まつ夫妻の間に生まれた豪姫。 彼女はすぐに豊臣秀吉・おね夫妻の養女となります。 これは子どもがいない秀吉夫婦が、子宝に恵まれている利家に頼んで、豪姫が生まれる前から決められていたことでした。 秀吉は豪姫のことをとても可愛... -
藤原高子の恋物語!!本当の想いはどこに?
はじめに 藤原高子は、藤原長良(ふじわらのながら)の娘で清和天皇の妻、そして陽成天皇の母となった女性です。 一見、とても華やかな人生かと思いますが、この人生は彼女の望んだことではありませんでした。 なぜなら高子には、在原業平という恋人がいた... -
驚きの恋愛経験ばかり!後深草院二条
はじめに 後深草院二条は、日記『とはずがたり』の作者。 名前から分かるように、彼女は後深草院に愛された女性なのですが……この人の恋愛というのが、なかなかすごい! 『とはずがたり』には、彼女の恋愛がいくつか記されています。 後深草院との関係 二条... -
『源氏物語』の誰も読んだことのない幻の巻「雲隠」
それぞれ優雅なタイトルがついた54帖(巻)から成る長編物語『源氏物語』。 藤原道長の娘、彰子(あきこ)に仕えた紫式部が書いた古典物語文学の最高峰です。 しかし、その54帖のうち1帖だけ本文のないものがあるのを知っていますか。 題名だけはあるので... -
意気揚々と帰ってきた天正ローマ少年使節に、過酷な運命。
<出典:wikipedia> 1582年(天正10年)。 九州のキリシタン大名・大友宗麟、大村純忠、有馬晴信の名代として、4人の少年がローマへ派遣されました。 その名も、天正遣欧(てんしょうけんおう)少年使節。 この使節団によってヨーロッパの人々は日本の存...