kisha– Author –
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油小路の変・カウントダウン!謎に包まれた御陵衛士の真相に迫る!
慶応3年11月18日―― 御陵衛士の藤堂平助が、油小路を七条に差しかかったころ。 すでに新選組が待ち伏せをしていました。 同じく、篠原泰之進が御陵衛士を組織する伊東甲子太郎の遺骸を駕籠に移そうとしているところ、暗がりから姿を現した新選組が襲いかか... -
京都の豪商・灰屋紹益!島原遊郭の吉野太夫との純愛物語と伝説をご紹介
京都の豪商である灰屋紹由(はいや じょうゆう)の跡目を継いだ紹益(はいや しょうえき)は、本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)の縁戚にあたり、商売よりも風流を好んでいました。 紹益の随筆『にぎはひ草』は近世初期における随筆文学として評価されるほ... -
中岡慎太郎こそ維新の功労者?その功績と近江屋事件当日を検証!
京都の東山。 清水参道にも程近い坂道の向こうに、京都霊山護国神社が見えてきます。 京都の街並みを見渡すそこには、中岡慎太郎は坂本龍馬と眠っています。 1867年に坂本龍馬が暗殺された近江屋事件。 中岡慎太郎は、その場にいたから坂本龍馬と暗... -
実録・箱館戦争!新選組・土方歳三の最後の戦いを徹底解説!
現在、五稜郭タワーの展望室からは、五芒星をかたどった五稜郭から、函館の市街地までを見渡すことができます。 函館戦争で新選組が立てこもった函館山から、土方歳三が命を落としたとされる一本木関門がある函館駅方面までもその視界におさまります。 &nb... -
新選組副長・土方歳三の最期の小姓!市村鉄之助の人物像をご紹介!
明治二年――桜の花びらが散ってしまった頃 日野宿本陣をひとりの物乞いが訪ねてきました。 本陣を取りまとめる佐藤彦五郎に、物乞いは写真と書付を差し出します。 そこには、佐藤彦五郎にとっては義理の弟である土方歳三の姿があり、書付にはこの物乞いの面... -
「母を捨てよ」で15年間の人質生活!前田まつ
<出典:wikipedia> 加賀百万石の大大名となった前田利家。 その影には妻・まつの支えがありました。 前田家が滅亡の危機にさらされたときも、まつは、それを救いました。 前田まつとはいったいどのような女性だったのでしょうか? 前田利家との結婚 4歳... -
日本人初の女子留学生!“鹿鳴館の花”と呼ばれた大山捨松
<出典:wikipedia> 大山捨松(山川咲子)は、会津藩家老・山川重固の娘です。 しかし、重固は捨松が生まれる前に亡くなったため、捨松は祖父・重秀に育てられました。 その後、日本人女性で初めての女子留学生としてアメリカで学び、その後に“鹿鳴館の貴婦... -
武田信玄のお母さんは教育ママ!?大井の方
<出典:wikipedia> 甲斐の虎の異名を持つ戦国大名・武田信玄。 その母親・大井の方(大井夫人)は、大井信達の長女としてこの世に生を受けました。 そして、息子・信玄に熱心に教育をほどこしました。 甲斐の虎を育てた大井の方とは、一体どんな人物なので... -
鬼嫁ならぬ鬼姫?伊達政宗の母・義姫
歴史に名を残した戦国武将の中でも、人気の高い伊達政宗。 カッコイイ男性を指す言葉、“伊達男”の由来としても有名です。 そんな伊達政宗の母・義姫は、“鬼嫁”ならぬ“鬼姫”としてその名を残しています。 義姫はなぜ、“鬼姫”と呼ばれたのでしょうか? 白髪... -
家康が頼りにした側室・阿茶局
<出典:wikipedia> 武田氏の家臣・飯田直政の娘として生まれた女の子・須和。 彼女はのちに徳川家康の側室・阿茶局(あちゃのつぼね)として、徳川幕府に貢献することになります。 須和は一体、どのようにして徳川幕府を支えたのでしょうか? 失意の中の家...