室町時代の流れと文化・食事・生活を解説2

室町時代の文化

室町時代の代表的な文化は2つ。
1400年頃に栄えた北山文化と、1400年代後半に栄えた東山文化です。

北山文化の特徴は公家と武家の文化がまじりあった華やかさ。
代表的なのが足利義満の別荘として建てられた金閣寺で、全面が金箔で覆われるという豪華なものでした。
ほかにも能や水墨画も発達しました。

その後しばらくして現れたのが東山文化。
美的センスの優れた当時の将軍、足利義政の力もあり簡素で深みのある文化が発達しました。
禅の精神から「わび・さび」が生まれ、狂言、水墨画が発達。
連歌や茶の湯、生け花が広まりました。

室町時代の食事

<出典:wikipedia

室町時代になると食事の回数が1日2回から1日3回になり、品数も豊富になりました。

ただ、武士たちは鎌倉時代から引き続き、質素で栄養のあるものを食べていました。
玄米をかために煮たおかゆを主食とし、おかずにはアジや野菜の煮物、漬物梅干などを食べていました。

また、この時期から味噌や醤油が広まり、味噌汁も飲まれるようになりました。

室町時代の生活

室町時代の武士たちの生活は、鎌倉時代からあまり変わりませんでした。
ただ、庶民の生活は大きく変わりました。

二毛作をやるようになり、農具が発達したため生産性が向上し、農業以外の仕事につく人が増えました。
そこで生まれたのが”座”。
朝廷や貴族、寺社に税金を納めることで、その地域で特権的にものを売って稼ぐことができました。

農民は、わらの屋根と土壁で作られた家で生活をおくっていました。
天井には槍が置いてあり、戦いになると武士として参加しました。
また、荒れた世相を反映して、村全体で田んぼを守る”惣”(そう)という自治組織もできました。