2018年1月– date –
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武道
朴訥にして剛毅、新撰組でおなじみ「天然理心流」
はじめに 幕末の京都を駆けた剣客集団、「新撰組」。 メディア作品でもしばしば取り上げられる、洛中の治安維持を主な任務とした幕府の武装警察集団です。 彼らの生き様は現代に生きる私たちにも大きな感銘を与え続けていますが、その中核を担った幹部たち... -
歴史の雑学
江戸っ子に愛された寿司!その歴史を紐解く
毎年多くの外国人観光客が日本にやって来て、独特の建築文化やファッションを堪能して帰国していきます。 中でも外国人に人気なのは、他では食べることが出来ない本物の「寿司」です。 寿司は「日本食=SUSHI」と言えるくらいの知名度を持ち、世界中にSUSH... -
歴史の雑学
弓矢は飛距離70メートルでも命中した!那須与一の人物像。
<出典:wikipedia> 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…… べべんっと平家琵琶が鳴らされ、平家物語は800年にわたり語り継がれてきました。 盛者必衰のことわりをあらはすとはまさにこのことで、物語後半では源氏に追い詰められた平家が衰退していきま... -
古典
平安時代の華麗なる王朝の日々『源氏物語』
<出典:wikipedia> 源氏物語 作者:紫式部 成立:平安時代中期 冊数:54冊 第一部:光源氏の誕生→失脚して遠方に流される→許されて栄華の道へ 第二部:女三の宮を妻に迎える→紫の上に先立たれ出家を考える 第三部:光源氏の子と思われる薫が主役の... -
歴史の雑学
戦国大名は同性愛者?ラブレターから見る有名武将の意外な一面!!
世界中、どこの国の歴史にも「同性愛」の歴史は必ず存在します。 ご多聞に漏れず日本にも「同性愛」の文化は存在していましたが、日本の場合は「衆道」と呼び、ただの同性愛とは似て非なるものとして、独自の発展をしていきました。 一説では空海が持ち込... -
古典
紀貫之が女性のふりして書いた『土佐日記』
土佐日記 作者:紀貫之 成立:935年 『土佐日記』は、紀貫之が国司として赴任していた土佐の国(高知県)から、京へ帰る船旅をつづったものです。 『土佐日記』の冒頭に次の一文があります。 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり ま... -
武道
幕末を駆け抜けた剛剣、「薬丸自顕流」。超実戦向きのトレーニング
はじめに 幕末。 それは日本の歴史上もっとも「剣」が力を発揮した時代だともいわれます。 常時大小の二刀を腰に差していた武士ですが、江戸時代のほとんどは、長い太平の世を通じて刀を抜くことはおろか、それを扱う術も形式的なものになりがちだったとい... -
江戸時代 人物
医師・松本良順の健康法は海水浴?父親は順天堂の祖で新選組とも深い関係!
<出典:wikipedia> 松本良順 まつもと りょうじゅん 天保3年6月16日(1832年7月13日) - 明治40年(1907年)3月12日) 幕府医学所頭取を務める松本良順宅では、「よもや、斬り殺される!」と震えながら、奥間へ案内される客人を門弟や家人たちが... -
歴史の雑学
豊臣秀吉がキリスト教徒を弾圧したワケ(宗教の性質から)
はじめに 豊臣秀吉が仕えていた織田信長は、キリスト教を容認していました。 しかし、秀吉はキリスト教徒を弾圧します。 理由はいくつか考えられています。 1、ポルトガル人が日本人を奴隷として売買していたから 2、キリスト教が拡大し反乱が起きるのを... -
歴史の雑学
知られざる真言密教の作法、「護身法」とは?
はじめに 映画やマンガなどで、忍者がさまざまな形に手指を組んで術を発動するシーンをご覧になったことがあるかと思います。 「印(いん)を結ぶ」と呼ばれるこの動作は本来は仏教、特に密教のジャンルで行われてきた作法でした。 これは手指で意...