縄文時代の生活・食べ物・遺跡を解説

縄文時代(1万2千年前~)

約1万2千年前になると、気温が暖かくなり、氷河がとけ海水面が上がり、日本は島国になりました。

その結果、マンモスなどの大型動物が大陸から来なくなり、シカ・イノシシ・うさぎなどの小型の動物を狩って生活するようになります。

また、木の実などもとれるようになり、食が豊かになります。

 

旧石器時代は大型の動物を追いかけて生活していましたが、食が豊かになったことで家を作って同じところで暮らすようになります。

竪穴式住居という簡単な家が一つの集落に4~6軒、一つの家に4~5人。

縄文時代は食料を保存することが出来なかったため、貧富の差が少なく、みんなで食料を分け合っていたと考えられています。

 

縄文時代の道具

<出典:wikipedia

◇ 縄文土器

縄文時代最大の特徴は土器を使うこと。

発見された土器には、縄目の模様がついていたことから縄文土器と呼ばれるようになり、この時期を縄文時代と呼ぶようになりました。

縄文土器は低温で焼かれた厚手の土器で、食料を保存したり、煮たりするのに使いました。

 

◇ 石器

小型の素早い動物が増えたことから、弓矢が使われるようになります。

また、動物の骨や角を加工して釣り針やモリなども作られるようになりました。




縄文時代の生活

<出典:wikipedia

◇ 竪穴式住居

地面を深さ50~60cmほど掘って、周りを木や草で囲った建物。

中央の炉を囲んで食事したり寝起きしたりしていました。

 

◇ 宗教

女性をかたどった土の人形「土偶」を作ったり、成人になると歯を抜いたり、死者を丁寧に折り曲げて葬ったりする習慣がありました。

自然環境に大きく左右される生活だったので、自然現象に霊威を感じて恐れ、呪術によって災いを避けようとしたため生まれた行為だと考えられます。

 

縄文時代の食事

地方によって若干の違いはありますが、多くは栗やクルミ、ドングリなどを主食としていました。

これら木の実をすりつぶして水で練ってクッキーのように焼いて食べていたようです。

また、木の実の多くはアクが強かったため、熱湯でアクをとるなどの調理もされていました。

動物も狩って食べており、シカやイノシシ、ツキノワグマ、オカミ,タヌキ,ノウサギ,ムササビなど現代以上にさまざまなお肉を食べていました。

ほかにも魚や貝、きのこ、果物など、現代食べているものの多くが当時から食べられていたようです。

縄文時代の遺跡

<出典:wikipedia

縄文時代の遺跡は全国に200以上も見つかっています。(遺跡一覧へ

遺跡には当時のゴミ捨て場だった貝塚だけの小さなものから、集落を形成している大きなものまであります。

特に、1992年から始まった三内丸山遺跡の発掘は従来の縄文時代のイメージを大きく変えました。

縄文時代中期の三内丸山遺跡は、巨大な集落で大きな建造物も建っていました。

ヒスイを加工したり漆器を作ったりする技術もあり、お酒も作って飲んだいた形跡もあります。

 

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