第105代天皇 後奈良天皇

Go-Nara

<出典:wikipedia

第105代天皇

後奈良天皇 ごならてんのう
(1496年~1557年)

 

 

1496年。

後奈良天皇は、後柏原天皇の第二皇子として誕生。

1526年に後柏原天皇が亡くなったため、天皇の位を受け継ぎます。

しかし、当時の朝廷の財政はとても厳しく、父と同様なかなか即位の礼をあげることができません。

結局、即位の儀式ができたのは1536年。

天皇となってから10年後でした。

このとき、儀式のために献金してくれたのは大内や北条、今川といった戦国大名たちでした。

 

このころの朝廷は本当に貧乏。

銀貨や銅貨をつけた紙に書いて欲しいことを記入して、天皇のもとに持っていけば、天皇直筆の文章を手に入れられたといいます。

 

清廉な性格の後奈良天皇

当時、戦国大名は格を高めるために、朝廷に献金して地位や名誉を手に入れようとしていました。

しかし、後奈良天皇は清廉な性格

私欲に動かされて献金を受け取るようなことはなく、大内義隆が太宰大弐(だざいだいに)の役職への任命を求めた時は、これを突き返しました。

ただ、朝廷の財政は苦しかったため周囲に説得され、最終的に太宰大弐に任命することとなります・・・。

 

また、後奈良天皇も父の後柏原天皇と同じように、国の平安を願っていました。

疫病が流行した時も、これを鎮めるために般若心経を書き写し、諸国の一宮に納めています。

 

天皇に忠誠を誓う戦国大名

朝廷の権威は著しく低下していましたが、中には天皇に忠誠を誓う戦国大名もいました。

とくに有名なのは、越後の上杉謙信

上杉謙信は1553年に京都へ行き、天皇に会っています。

このとき、後奈良天皇は御剣と天盃、隣国追討の命令文章を与えました。